
愛知県大府市で、「映画の可能性を信じる」という
映画祭のコンセプトのもと、心に響く作品を上映している。
全国から応募のあった自主映画から厳選されたセレクト作品9作品をお届けします!
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ピッグダディ監督:泉光典
父親の記憶というものがほとんどない健一は、自分が父親になる事に不安を感じていた。正しい父親の形も、自分が父親になる事も想像が出来ない。彼女とも喧嘩になり、家を出て弟、匠の車の中で寝泊まりするようになる。父親の葬式に行ってきた匠から、異母兄妹の存在を聞かされた健一。突如現れた、妹の存在。3人で会って食事をする事になったが、そこで妹の音麗実から一つのお願いをされる。
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それでも幸福でいなさい監督:定谷美海
東京で自分の居場所を探し続ける主人公・リクは、「幸福」を探し続けていたが、思うように見つけ出せない。ある日、遠く離れた母親の元へ帰り、そこにある確かな「幸福」に触れたとき、揺るがない母親の尊さを知る。
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みなさまにだいじなおしらせがございます。監督:道上寿人
17歳の女子高生インフルエンサーのルルは、緊急事態宣言期間中にショッピングしながらLive配信をしたことが原因で大炎上。フォロワーに向けて、謝罪配信を行うが、コメントは誹謗中傷の嵐。そこへ、ルルの部屋をノックする母。母はルルに問いただす。「あなた、一体誰に謝ってるの?」
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ライフライナーズ監督:菅原稜祐
大好きなアイドル・ゆのぴーの生配信を見るために急いでいたガス代集金員の煙山(けむやま)は、ガス代滞納者・落合の家で、水道局員、電力会社社員と鉢合わせてしまう。なんと落合は、あらゆる公共料金を滞納していたのだ!煙山は無事集金を終え、ゆのぴーの生配信を見ることが出来るのか?!な形で幕を閉じることになる…。
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利用規約の男監督:高島優毅
新人編集者・小野田は先輩の呼び出しにより、憧れの小説家・星の自宅を訪ねることになった。だが、そこで書かれていたものは小説ではなく...。時代の波に翻弄され、己のピークもとうに過ぎ、それでも書くことを諦めない男の行く末を描いた短編コメディ。
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まよなかのいぬごやレース監督:MATSUMO
老犬あぐりは、捨て猫セニャを連れて、まよなかに開催される「いぬごやレース」へと飛び立つ...。
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多日想果監督:大門 嵩、Jon Cox
台湾に憧れて留学したタカシ。日本では味わえなかった楽しい日々。そんなある日、屋台で働くフェンに恋をする。しかし、自分の気持ちを率直に伝えることができないまま時は流れ、恋は無情な形で幕を閉じることになる...。
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万置き姉弟監督:佃尚能
平穏なスーパーに、あの姉弟が現れた!騒然とするバックヤード。凄腕Gメン指揮の下、追跡するタイガーとジャガー。彼らは姉弟の犯行を止められるのか!? “平成最後のお馬鹿ムービー”。
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ランチメイト症候群監督:浜崎正育子
高校生の真由美は、祖母が作ってくれたお弁当をクラスメイトにけなされたため、トイレで一人お昼を食べていた。隣のトイレで同じくお昼を食べていた友香と顔は見えないが徐々に会話をするようになる。祖母のお弁当をきっかけに、本当の自分でいられる居場所、友人を見つけていく。
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夏の夜の花監督:高橋伸彰
大阪で生活する中華系の母と子。4歳になるヤンヤンは父と数ヶ月会っていない。彼はかつて父が描いた花火の絵を見つける。それを見た母はヤンヤンに花火を見に行く約束をするも、その約束を忘れてしまう。