
「映画の力」によって愛知県の知多半島という舞台をよりPRするために、
フィルムコミッションの設立を目指して立ち上げられた映画祭。
過去の映画祭上映作品から5作品をお届けします!
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しまこと小豆島監督:香西志帆
しまこは脚本家の父と二人暮らし。ある日、突然父が再婚すると言いだした。その相手は人気女優の成瀬美樹。二人で小豆島に行くことになったしまこは、再婚をやめさせようとするが…島の中に溶け込むと、海と空と自分ー境界線がなくなる瞬間がある。美しい小豆島を舞台に、人と人が一歩近づき、家族になる物語。
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こぶたのワルツ監督:岡田久幸
東京下町で父親と二人暮らしの女子高生の美咲は、貧しいながらも仲良く慎ましい暮らしを送っていたが、家計を助けるため台湾料理屋でアルバイトを始めるが、ひょんなことから店主、麗安の秘められた過去を知ることになり、父の生い立ちも絡んだ驚愕の事実が明らかになっていく。
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上にまいります監督:堀河洋平
脳性まひの市川さんは、介助者の平田くんと一緒に、恋人と約束した待ち合わせ場所の展望台へと向かいます。しかし行く先々で、非常識な健常者に遭遇して自信を無くし、プロポーズする気持ちを失ってしまう。平田くんの励ましに勇気をもらい待ち合わせ場所へ再出発するが、優先エレベーターに乗ろうとしたら健常者が占領していた。果たして降りてゆずってくれる人は現れるのだろうか? そして、プロポーズの結末は!?
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なごやの喫茶店監督:三宅美奈子
舞台は名古屋のとある喫茶店。主人公、絵里は家族のとある秘められた事実を確かめるように、ふらりとそこにやってくる。そこで彼女が感じたものは何なのか。絵里にとっての家族とは。ひとりの人間が成長してゆく物語。
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ランチボックス監督:中神円
東京郊外で同棲しているハルとがんちゃん。がんちゃんは自分がやり甲斐を感じている仕事である藍染工房の職人として働いているが、一方のハルは現在求職中。働いていないのならせめてがんちゃんの役に立とうと弁当を手作りし、工房まで届けに行くのだが…。