アンゴウ
1999 | G | 74分
子供の死、失明、夫婦の危機というシリアスなテーマを、重過ぎず、暗過ぎず、明るい応援風でもなく、誠実な平常心で扱う、多くの人の心に素直にしみる作品。
©古本恭一
あらすじ
タクシー運転手の島は交通事故で幼い2人の娘を奪われた。車を運転していた妻は視力を失ってしまう。妻の退院の前日、図書館の職員を名乗る男性から「本を返却して欲しい」という電話が入る。島がその本を探し出すと、中から数字を羅列したメモが出てきた。数字を読み解くと「イツモノトコロデマッテイマス」というメッセージだった。彼は美しい妻の不倫を疑い始める。一方、妻は夫の態度に事故の責任を感じて苛立つのだった。
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