黄金の月

2002 | G | 39分

日本人はどこから来て、どこへ行くのか。一見、ごく普通のオカルト作品を思わせるが、次第に「日本人とは?」「日本人らしさとは?」というテーマが現われる。

©長岡広太

あらすじ

昭和20年代後半。妻を亡くし息子・國男と暮らす杉田には悩みがある。常識では考えられない変化が國男の身に起こり始めたのだ。小学4年生だというのに体も顔つきも大人。医者は「心配ない」と言うが、國男がにらんだだけでコップが割れる。そして杉田は見るはずのない景色を次々と目の当たりにする。現実と幻想の境目は曖昧になり、遂に杉田の家の廊下に真っ赤な鳥居が現われる。そして鳥居の向こうに杉田が見た巨大な物体とは?

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