流れる

2002 | PG12 | 30分

人生で一番幸せだった時間。その光だけが、今も現実。ショッキングなシーンも詩的に撮ってしまう撮影力が、光も闇も同じように豊かだと教えてくれる。

©湯浅弘章

あらすじ

闇の中で目を覚ます男。今、自分がいる時間や空間の境界線は曖昧だが、幼い日のある夏の記憶が鮮明に蘇る。母が自分を置いて出て行った日、川底に捨てられた8ミリカメラを拾った。近所のバレエ教室に通う美しい少女と出会い、言葉を交わした。2人で出かけ、海岸で踊る彼女の姿を撮った。夕陽を受けて無数の光の点を宿した波と、彼女の体が描き出す曲線は、どんなものより美しかった。けれども突然、少女は姿を消したのだった…。

スタッフ

監督
湯浅弘章
脚本
湯浅弘章
撮影
湯浅弘章
音楽
垣田尚慶
編集
湯浅弘章

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