おーい、大石

2016 | G | 26分

世界の平和、帰るべき場所、いなくなった友達。あやふやなものたちすべてに向かって、明滅する懐中電灯のあやふやなメッセージを、彼らは必死に送っている。

©菊沢将憲

あらすじ

平和活動に少しあきあきしていたキクザワが、荒川の橋の下で暮らしていたオオイシと再会する。彼らは、そこら辺の葉っぱの煙を吸って黄色い蝉と出会ったり、魚を釣ったり、劇をやったり、懐中電灯でシグナルを送り合ったりして過ごす。だが翌日オオイシは、タップを踏みながら川沿いの道の向こうに消えていく。なんだかまったく現実感のない川向こうのスカイツリーを前に、二人の男は夢のように曖昧な時間を過ごす。

スタッフ

監督
菊沢将憲
脚本
菊沢将憲
撮影
菊沢将憲
録音
菊沢将憲
音楽
菊沢将憲
編集
菊沢将憲

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