日本心中 針生一郎・日本を丸ごと抱え込んでしまった男。
2001 | G | 90分
現代美術家の大浦信行が、1925年生まれの異端的な美術・文芸評論家、針生一郎を主人公に据えたドキュメンタリー。
©国立工房
あらすじ
2000年、針生一郎は韓国と日本を往還する。韓国で彼は路地や雑踏の中をとめどもなく歩く。パンソリを唄う女、女体を彫る刺青師、山門上で踊る「地霊」と化した男、それら錯綜するイメージや記憶が、眼前を通り過ぎる。日本。自宅の書斎で針生は熱っぽく語り続ける。語り続けて夜明けを迎えた彼は、自身が生きてきた歴史の「痛魂」の思いを1人つぶやく……。
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