2022年はじめてのコラムになりました。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年初のコラムは、
昔から大好きな映画『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』をご紹介。

いや、みなさん、
まずはこちらをご覧ください。

天才詐欺師のフランク役はレオナルド・ディカプリオ、
フランクを追うFBI捜査官のカールにトム・ハンクス、
さらにフランクの父親は、私の大好きな俳優クリストファー・ウォーケン、
そして監督はスティーブン・スピルバーグ。

もう名前を聞くだけで絶対面白いと確信できる映画。笑

DVD & Blu-ray発売中
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』あらすじ
1960年代のアメリカ。両親の離婚にショックを受けた16歳のフランク・アバグネイルJr.は単身ニューヨークへ。やがて、お金に困った彼はその天才的な頭脳とチャーミングな魅力で巧みにパイロットになりすまし、偽造小切手を用い全米各地で豪遊する。ところが、FBIの敏腕捜査官カール・ハンラティが犯人逮捕に乗りだし、世界を股にかけた2人の長い“追いかけっこ"が始まった！

この映画の好きなシーンのひとつに、
フランクのパパが愛する奥さんとダンスするシーンがあってね！

彼の、フランクを見る目の表情があまりにも強く、そして優しくて、
それを見つめるフランクの表情が純粋に父親を尊敬する高校生のそれで…
素敵な家族だなーと、このシーンだけでもわかるの。

そんな両親が事業の失敗で離婚することになり、それを受け入れられず家を飛び出してしまうフランク。切なすぎる。 しかしそこから天才詐欺師になっていくのだが、その過程が面白い。

そもそも詐欺師の才能？を初めて見せたのは、転校したばかりの学校で先生のフリをして授業をしたこと。そしてそれが1ヶ月ほどバレなかった。私が生徒でも、きっと気づかないだろうな...。

家出してからすぐにお金に困るフランクは、小切手の偽装を思いつくの。でも最初から上手くはいかず（そりゃそうだ）怪しまれる。

ここで諦めたらただの家出少年なんだけど、フランクは違った。徐々に小切手偽装技術を向上させていく。

例えば、パイロットが使っている航空会社の小切手を偽装するために、その航空会社の飛行機のおもちゃに付いているシールを使って偽装したり。おもちゃに目をつけるところが、やはり少年なんだなと。
やはり、天才詐欺師とは言え努力をしているのが伺えて面白い。やっぱり努力はどんなことにも必要なんだね。（もちろん詐欺はダメ！）

ネタバレになっちゃうので詳しくは言えないけど、職業まで偽っていろんな制服を着るんだけどこれがまぁ似合う。レオ様〜！って言いたくなるやつ。

そりゃ騙されますよ、人当たりもよく、頭もよくて、見た目もいい。そして、あんな大胆な嘘をつくなんて、ありえないって、思ってしまうから。

次々といろんな詐欺をしちゃうフランクは、お金さえあれば家族が元に戻るかもしれないと思ってる純粋な子なの。だから犯罪を犯していても、つい応援したくなってしまう。

さて、すっかりレオ様の話が長くなっちゃったけど、実はフランクを追うFBI捜査官カールもめちゃくちゃ柔軟な頭脳の持ち主だと思う。

フランクが使う偽名から年齢を割り出したり、フランクが発する言葉から思考を読み取って居場所を特定したり。今のように、防犯カメラ等の普及もかなり少ない（もしかしてない？）時代の話なので本当に、“足”と、“今ある情報”のみで事件を解決しなければならない。

そんな分析力に長けている彼でさえ堂々と嘘をつくフランクに騙されてしまうし…

まさしく、
天才vs天才
の、
追いつきそうで追いつけない追いかけっこは本当に痛快でわくわくする。

しかもこれが実話を元にしているのだから、
現実は小説よりも奇なり
だよね。

でもフィクションでもね、
私が出演している刑事ドラマは面白いけどね。（にやり）

2月7日（月）２０時から放送スタートの、
月曜プレミア8「今野敏サスペンス 憐情 警視庁強行犯係 樋口顕」で捜査する私も見てください。

まだまだ知らない現実や、面白い映画が
2022年も待っているんだろうな
気になるな😊