たまい支配人の「オススメ映画、上映中です!」 vol.1 『シリアス』

■おはよう!会えないときのために、こんにちは!こんばんは!おやすみなさい!(『トゥルーマン・ショー』)

ようこそ、DOKUSO映画館へ。
今月23日にスタートした、月額定額で観放題!国内最大級のインディーズ映画配信サイトの代表をしています、たまい支配人と申します。
DOKUSOはドクソーと読みます、念のため。

まだまだ100作品くらいと作品数が少ないDOKUSO映画館ですが、これから毎日ドンドン増えていきますので、どの作品を観ればよいかわかんないというご意見をいただきそうです。
残念ながら、合わない作品を観るのってシンドイですもんね...。

何かの助けになるかわかりませんが、こちら「オススメ映画、上映中です!」では、定期的にDOKUSOの中で、たまい好みな作品をご紹介していこうと思います。
ちなみに、たまいは邦画だと『少年メリケンサック』『ゆれる』『色即ぜねれいしょん』『そして父になる』とか好き。洋画だと『インセプション』『マリッジ・ストーリー』『はじまりのうた』なんかが好きですね。

■ファッションとは、上級者になるほど引き算である(ココ・シャネル)

インディーズ映画監督をいつも悩ませるもの、そう制作費です。
今回ご紹介する短編映画『シリアス』もまさに大いに制作費に悩んだのだろうことが伺えるんですが、この作品はそのハンデをまさに“引き算の美学”で鮮やかに解決しています。

ストーリーは、娘の誕生日プレゼントを買い終え、まさに帰ろうとする父親とその婚約者のもとに、娘を誘拐したという謎の電話がかかってくるところから始まります。

少しネタバレになってしまうんですが、この作品、実は犯人も娘も声だけの出演で、姿は出てこないんです。

そして、物語のほとんどは、父親と婚約者の乗る車の中でのみ展開されるワンシチュエーション。
「車内」&「出演者は男女2人だけ」という、なんともミニマルな設定なんですよ。

しかし、映画『あゝ、荒野』「十年 Ten Years Japan『PLAN75』」、舞台「神の子どもたちはみな踊る after the quake」等で知られる父親役の川口覚さん、『嵐電』ヒロインやドラマ「俺のスカート、どこ行った」の大西礼芳(あやか)さんの演技派2人の緊迫感ある演技と、次々転がるストーリー、そして車内という限られたシチュエーションを飽きさせないよう工夫されたカメラアングルで、息もつかせぬ23分が待っています。

監督は、『大洗にも星は降るなり』のプロデュースや、「勇者ヨシヒコ」シリーズなどのキャスティングプロデューサーとしても活躍するマツムラケンゾーさん。
今作では、監督・脚本から撮影、録音、編集、衣装、美術にいたるまで、すべて監督おひとりでこなしているようなので、そこもめちゃくちゃミニマル。

短い時間と低予算だからこそ光る、アイデア、演技力、そして演出力。
「あ、そう解決したか!」と制作サイドの工夫も感じながら作品を観ていただくと、また一味ちがった映画の楽しみ方ができるかもしれません。

■俺に用か?(『タクシードライバー』)

今回ご紹介した『シリアス』はもちろん、マツムラケンゾー監督作品は他にも。

『青の帰り道』や『信長協奏曲』森蘭丸役などで活躍する冨田佳輔さんを主演に、友情出演している佐藤二朗節も見どころ『吠えても届かない』(この佐藤二朗さんのセリフはアドリブっぽいけど、全部マツムラ監督が書いているらしい)。

『シリアス』にも出演する大西礼芳さんを主役にすえた、たった9分のラブストーリー『かなわぬ恋/Unrequited Love』。

是非、お気に入りの監督や出演者さんを見つけたら、「クリエイターフォロー」機能を使ってみてくださいねー!


『シリアス』を見る

『吠えても届かない』を見る

『かなわぬ恋/Unrequited Love』を見る



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映画や舞台のプロデュースもしているので、そちらの告知とかも多いですが…。
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